変性

 



自分の限界を悟った時から

意識が大きくひらきはじめた

それは自我の限界だった




あの日

こんなはずじゃなかった、と

思ってしまった日

それまで一生懸命に作り上げてきた「私」を

否定するようで怖かった




頭と心は ガチガチに固まっていて

動かすと痛いところだらけ

我流ではこうなってしまうのかと

辛い現状を受け入れるしかなかった




少しずつ

頭と心を 柔らかくほぐし

感謝の湿布を貼った




物も、思い出も、思い込みも、感情も、執着も

根気強く 手放し続け

学んだ新しい考え方に

行動を伴わせ

日々の在り方を変える努力をした

ちょっぴり痛いこともあった




ただ

状況が少しずつ良くなっていっても

「私はまだ充分じゃない」と

自分を小さく見積もるクセはなかなか抜けない




それでも

粘り強く 続けていくうちに

誰かとの比較も

他を批判する気持ちも

怒りも 悲しみも 悔しさも

孤独も 自己嫌悪も 思考のクセも

だんだん弱くなり、薄くなり、いつの間にか消えて行き、何も感じなくなり…




意識が 

大きく 広く 高く 澄みはじめた





長いようで

あっという間の道のり




まだ道の途中なのに

それでも

見晴らしの良い場所に居る今

未来こんな場所に立てるんだということを

苦しんでいた過去の私に 教えてあげたい




望めば

魂の本源は 必ず応えてくれると

実感している




土は偉大だ

一粒の種から 植物を立派に育む




人間は 土と同じ

個人に与えられた 生命という種を 

最大限に開花させる役割がある




人間は 自我を超えた本質のわたし達を 

芽吹かせ 開花させることができる




魂の本源が

わたしたちの変性を

心から待ち望んでいる




生命を無限に輝かせられるよう

自分自身を高め続けていきたい

わたしは今 そんな風に思っている

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