愛と神さま





幼いころ

「ありがとう」の意味は

よく分からずに

教えられた通りに使っていたと思う

けれど使っているうちに

その意味を理解できるようになって

今となっては 

心からのありがとうも

言えるようになった




いま

「愛」の意味は

よく分かっていないかもしれない

説明してくれる人もいなくて

自分で見出すしかないみたい

だけど愛はきっと

大きくて、優しくて、あたたかくて、柔らかくて

ほっとするものだと思う




愛と神さまは似ているね

誰も見たことがないし、誰も説明できない




じつは 愛も神さまも 宇宙中に充満しているから

空気みたいに当たり前すぎて

逆に見えていないのかもしれない

でもたしかに存在しているの

だって私の心臓を動かしているのは、私じゃない

それは目に見えない何かが、やってくれていること




目に見えない何かは

意図を持っているんじゃないかしら

そして一生懸命 

私に気づきを与えようとしている




わたしはその見えない何かを 愛と呼ぼう




居心地がよく 静かなところに 

ひとり座り

沈黙(ちんもく)に身をゆだねてみる

大きな深呼吸をして

感謝できることを一つ一つ丁寧に思い浮かべてみる

大好きな人たちの笑顔、かわいいペット、大切に思い浮かべていく

そうすると いつの間にか 

心も体もあたたかく 満ちてくるのがわかる

これが愛だ、と 

ちゃんと わかる

これが愛だ、と

しみじみ実感する




自分の最奥から出た愛で 

全身が満たされるのを感じる

なんて美しいのだろう

なんて心地いいのだろう

なんて穏やかなんだろう

幸福は外からではなく 内からやってくるんだということを 改めて理解する




愛はいよいよ溢れて出て

部屋中に、家中に、町中に、日本中に、世界中に

そして 宇宙中にひろがっていく




わたしたちは愛そのもの

愛を吸って 愛を吐く 

これこそ生命




きっと

心は 愛を感じる領域

肉体は 愛を表現する器

地球は 愛を物質化する場所




会ったことのある あなたにも

会ったことのない あなたにも

わたしが感じているこの愛を 

ありったけの愛を

おくります

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